FAQ一覧

【理学療法って何をするの?】

○慢性疾患や外傷後・手術後の動きづらくなった関節可動域の拡大や筋力の回復などの身体機能の向上を援助し、歩行や日常生活動作が円滑に行えるようにサポートします。

<治療の流れ>

①問診(症状や困っている事について詳しく問診します)

②評価(身体の状態を知るために、関節の動きや筋力などの検査を行います)

③治療(身体の状態に合わせた治療を行います)

④フィードバック(自分の身体の状態についてご説明します)

⑤運動・生活指導(自宅できる運動や日常で気を付ける姿勢・動作指導を行います。)

 

※理学療法はマッサージではありません。個々の状態に合わせた体づくり(運動)や動作指導を行い、症状の改善や病気の進行・症状の悪化を防ぎ、日常生活を少しでも安心して送れるようにサポートするものです。

 

★当院の取り組み★ (変形性膝関節症に対する理学療法の治療実績)

当院では、理学療法を受けた変形性膝関節症患者さんの「痛み」と「日常生活動作」の変化を調査しています。

→(対象:5カ月間、理学療法を受けた変形性膝関節症患者さん25名)

 

○理学療法開始から5カ月後に痛みが改善した人は88%(22名)

○理学療法開始から5カ月後に日常生活が改善した人は80%(20名)

 

※本研究結果は、理学療法の効果を保証するものではありません。個々の状態よって、理学療法の効果は異なります。

2024年04月09日

【理学療法は予約制?】

○当院の理学療法は完全予約制となります。毎回治療後に必ず次回のご予約をお取りします。1回の治療時間は40分となります。

2024年04月09日

【理学療法を受けるには?】

○理学療法を受けるためには、まず医師の診断(診察)が必要となります。医師が症状や検査結果を基に、理学療法が必要と判断した場合に、理学療法を受けることができます。(理学療法は必ず医師の指示に基づいて行います)

 

<理学療法を受けるまでの流れ>

①診察→②医師による理学療法適応かの判断→③医師から患者さんへの理学療法についての説明(同意の確認)→④医師から理学療法士へ治療内容の指示→⑤理学療法士から患者さんへの説明(予約等)→⑥理学療法開始

 

※症状や診断によっては、理学療法を受けられない場合がございます。

→ご不明な点がございましたら、医師にお気軽にご相談ください。

2024年04月09日

【骨粗鬆症って何?】

骨粗鬆症とは、骨の強度が低下してもろくなった状態であり、骨折しやすくなる病気です。骨粗鬆症には、原発性と続発性の2つがあります。

<原因>

骨の強度は(骨の強さ)は、「骨密度」と「骨質」の2つの要因によって決まります。骨の強度は、70%が骨密度、30%が骨質に影響されると言われています。

★原発性骨粗鬆症★

原因となる明らかな病気などがなく、主に女性ホルモンの低下や加齢によって引き起こされるものです。健康な骨の維持には骨の形成と吸収のバランスが大切です。このバランスが崩れると骨粗鬆症になりやすくなってしまいます。

<骨の形成と吸収が崩れる原因>

○加齢に伴うビタミンDや副甲状腺ホルモンの働きの変化

○女性の場合、閉経や加齢により、骨の分解を抑制するエストロゲン(ホルモン)分泌の急激な低下

○無理なダイエットや偏食による栄養バランスの偏り(カルシウム・タンパク質・ビタミンD・ビタミンKなどの不足)

○遺伝的要因

 

★続発性骨粗鬆症★

特定の病気や薬の影響によって二次的に起こります。

○甲状腺機能亢進症やクッシング症候群などの内分泌疾患

○胃切除や吸収不良症候群など栄養に関連した病気

○ステロイドなどの薬剤による影響

○糖尿病などの生活習慣病

2024年04月09日

【骨粗鬆症の検査ってどんなもの?】

骨粗鬆症の診断には、骨量検査(骨密度の検査)が必要です。当院では、腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(太ももの付け根)の骨量を測定します。所要時間は10分程度で、仰向けで寝ているだけで測定でき、痛みなどはありません。

★気になる方は、お気軽にスタッフにご相談ください。

2024年04月09日

【骨粗鬆症の治療って?】

骨量検査にて、骨粗鬆症と診断された場合、血液検査を受けて頂きます。一人一人、骨密度が低下する原因が異なりますので、血液検査の結果を基に治療内容を決定します。治療は様々なお薬や注射などがあり、個々の患者様に合わせて効果的かつ続けやすい治療を医師と一緒に決めていきます。

★気になる事や不安な事がございましたら、お気軽に医師にご相談ください。

2024年04月09日